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はじめて訪れた、とあるブログ。
わたしは、こういう路線に弱い。涙腺、大全開。
幼い頃の家族の光景が書かれていた。
今は亡き、ご両親と、妹さん。
お父さんの服装、いでたちがノスタルジックな風情を醸し出していた。

ちなみに、今、3歳になる、口のよく回る、記憶力抜群の我が孫。
(記憶細胞が毎日どんどん死んでいく、にぶいアタマのわたしから見ると)
彼が1歳前後の頃、まじっと彼の顔を真近で見て、なんと純粋な顔だろう・・・と涙が出た。
まざりっけのない、自然の彼は、知恵もなにもついていない。
かわいい、を通り越して、美しいと思った。
人は成長していくにつれ、自分を守る技を身につける。
身につけなければ、生きていけない。
その手助けをしてやるのが、親の役目でもある。
そんな教科書に書いてあるようなことは、十分わかっているが、
純粋なものは心惹かれ、吸い込まれそうになる。
それだけ自分のこころが濁っているのかも知れない。
純粋な彼の目に映るわたしは、どんなものなのだろう。

彼の目には、わたしが映っていた。
鏡を見るように、そこには、わたしの顔があった。
わたし自身が投影された姿だ。
だが、彼の目は鏡ではない。
彼自身が持つ目だ。
1歳では、彼の記憶にはまったく残っていない。
だから美しいのか。
理屈付けできない、わたしがいる。